2006年2月に熊本県八代市に産地見学と買い付けに行ってきました。
その時のレポートを少しだけします。
朝、熊本空港から一番にお伺いしたのが宮崎さん。

作業場に到着すると、奥さんとお手伝いの方々が、
織機から出てきた表の点検や作業に追われてました。
ご本人の宮崎さんは、畳表の市場に行ってておら
れませんでしたが、後ほど帰って来られ、昨年のい草
の発育と現在の『熊本産畳表』について話を聞く
ことが出来ました。

ひのみどり系の畳表を作っておられます。
そして、昼食を終えて村中さんの作業場へ。

今まで、かなり良い畳表を買わないと、村中さんの
名前(畳表には生産者の名前が入ってます。)があ
り、今回お会い出来るのが一番楽しみでした。

作業場で、初めて目にする機械が・・・!なんと、自動
で畳表の色の良し悪しを選別するのです。
この機械は一番下の右の写真です。

織機から出てくる畳表は、やはり美しかったです。

一日目はここまででした。
そして2日目。

昨年で一番使わせていただいた塚田さんの作業場
へ。ここの作業場で最初に感じたのは織機の音が
静かな事にビックリしました。年式は新しい訳でもな
いのに、静かってことはそれだけ手入れが行き届い
てるってことですね。昨年取れたい草の保管も見せ
ていただきましたが、きっちりしてて購入するのにも
安心できます。
また今年も沢山使わせていただきます。
昼から最後の生産農家の田島さんへ。

こちらの畳表もかなりしっかりしてる作りで、『ひの
みどり』というここ数年に開発されたい草が多く生産
される中、昔から生産されてる『在来種』だけをこだ
わって生産されてます。当店ではお客さんにこの2
種類のタイプから選んでいただき、『在来種』を選ば
れたお客様には、田島さんの畳表を使っていただ
いております。
本題の畳表ですが、やはり美しい畳表ができており
ました。
2日間という短い間でしたが、充実した産地見学でした。当店がお客様にご提供させていただきます
畳表は、これら4件の生産農家の皆様によって作られております。昨今問題になっております偽装問題
などを払拭する為にも、出荷証明を添付させていただいております。
是非一度こだわり抜いて作った畳表でお寛ぎ下さい。



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