なぜ出荷証明が必要なのか・・・?

お見積させていただいたお客様に、「信用してるから
出荷証明はいらないわ。」と言われることがあります。
確かに間違いなく国産を入れてることに自信はあります。
しかし、10年に一回又は初めての表替えのお客様に
とっては、中国産も国産も見分けが付きません。

実際このようなお客様がおられました。
ある畳屋に表替えをお願いしました。個人商店で地域に
根付いてる店舗でした。見積をお願いし、“これは国産
なのでしっかりしてるしキレイでしょ!」と。
勧められるままにお願いをし、納品が終わり畳を拭き
終えると、目が痛く匂いが以前の見本の匂いと違う事に
気がつきました。
その畳屋に連絡を取りましたが「そんなことない!」とか
「また行く。」という返事でしたが、お金を支払った後で
二度と来ることはありませんでした。

相談のお電話が入り、お伺いしたところ一目で中国産
と分かりました。それから半年後、畳のササクレが
始まり既に表替えをしなくてはいけない状態に・・・。
結局納品された畳は「
口先だけの国産」でした。

右の写真は“出荷証明”と業者に言われ渡された紙です。
こんな紙は畳に引っ付いてきており、使いまわしや
中国産にでも添付して渡すことも可能です。
しかもこの写真の紙はコピー用紙に印刷された物でした。
つまり偽造です。

お客様は二度の大きな出費をされました。
間違いない国産であることを証明するにはどうすれば
いいか・・・。
私たちの出した答えは第三機関にお願いし、
“絶対に間違いない国産”をお客様にお届け出来ればと
“第三機関による出荷証明”を始めました。
これは5年以上前からしている事で、当時は畳屋でも
中国産と国産の見分けが出来ない人もいる中での試み
でした。
まだまだチラシ等で“国産3,000円!”と銘打ってる業者
が蔓延してます。“安物買いの銭失い”にはならぬよう、
業者の思惑にはまらぬようご注意下さい。

施工させていただいたお客様のお名前を快く掲載させて
いただき、リピーター様や仕事に納得いただいた上での
追加注文を頂戴したお客様もおられます。
これが当店の実績であり信頼であると考えております。